単純ヘルペスとは?

単純ヘルペスは、体のどこにでも感染するため体のどこにでも発生する可能性のある病気です。
ただ、一般的に症状が多くあらわれる部位は、唇、目、性器、下肢になります。
発症の仕方は、小さい水疱が、数個集まった形で現れます。
症状も、個々の体質や体調で異なります。
特に、アトピー体質の人は基本的にバリヤー機能が低下しているため症状が強く出、治りにくくなる傾向があります。
性器に現れた場合は、ヘルペスだけでなく、梅毒の皮膚症状・ベーチェット病の可能性もあります。

ヘルペスウィルスが活性化する要因

厳密に言えば、ヘルペスウィルスが再活性化される仕組みははっきりとわかっていません。
しかし、主な要因として4つがよくあげられます。

・過労の蓄積・睡眠不足・過度のストレスや季節の変化に伴う免疫機能の低下
・加齢による機能低下
・エイズなどの免疫機能を低下させる疾患
・放射線治療などの免疫機能を低下させる治療

感染について

症状が出ている時期はウィルスを大量に排泄しています。
この時期に患者に接触した人で、単発ヘルペスウィルスの抗体を持っていない人や、持っていても抵抗力が落ちている人は感染する率が高くなります。
感染した場合、接触した日から3~7日目に発症することが多く、 具体例として、口唇ヘルペスの大人が乳幼児にキスすることで発症する乳幼児ヘルペス性口内炎や口唇ヘルペスが挙げられます。
これは自分自身の患部に触れて他の部位に感染する場合にもあてはまり、患部に指で触れた場合、きちんと手洗いしなければ数時間は感染する可能性があります。

ウィルスを持っていても症状が出てない場合、たいていウィルスは神経節に潜んでいるのですが、唾液や精液などにウィルスが排泄されていることもあり、この場合無症状であることから自分の体液にウィルスが存在することに気付かず、キスやセックスでパートナーに口唇ヘルペスや性器ヘルペスを発症させることがあります。
特にパートナーが抗体を持っていない場合は重症化するので気になる人は抗体の有無を検査すると良いでしょう。

皮膚症状は2週間ほど

口唇ヘルペスは基本的に4段階を経て治っていきます。

①前駆期の症状・・・水ぶくれが現れるのに先立ち口唇ヘルペスの兆しが見られます。皮膚にピリピリ・チクチク・ムズムズなどの熱感、違和感、痒みを感じます。
②初めに現れる症状・・・皮膚の熱感、違和感、痒みなどの自覚症状から半日以内に赤くはれてきます。この時期は患部でのウィルスん増殖が活発です。このような早い時期に治療を始めることが大切です。
③2~3日後に現れる症状・・・赤く腫れた上に水ぶくれができます。この中にはウィルスがたくさん存在します。水ぶくれは初感染では大きく再発を繰り返すと小さくなっていきます。水ぶくれが破れて湿っぽくなった患部に触ると感染します。
④回復症状・・・かさぶたが出来て治っていきます。

単純ヘルペスは皮膚に痕を残さないのが特徴ですが、体の抵抗力が低下している人では、えぐれたような痕が残ることもあります。
また、患部近くのリンパ節が腫れることもあります。

再発しやすいヘルペス

厄介なことに口唇ヘルペスはしばしば再発し、その回数は年に1~2回が多いようです。
日常よく見られる口唇ヘルペスは殆どが再発によるものです。
普通は再発のたびに軽症化し、水ぶくれは小さくなり、患部も狭い範囲におさまります。
ただし、アトピー体質の人では重症化することがあります。
赤くはれて水ぶくれができ始める3~4時間に唇や鼻の周り、顔面にピリピリ、チクチク、ムズムズなどの再発の兆しがある為、再発する事が自分でわかるようです。
再発を繰り返す場合は、バルトレックスを通販などで購入し、再発の兆しが出たら早めに対処するのも手です。